私がトレーニングを続けている理由
ヨガのインストラクターをメインに仕事していた時は、
“身体が柔らかいんでしょうね”とよく言われました。
ボディメイクのトレーナーの今は、
“運動が好きなんですね、アクティブですね”
と言われます。
毎日元気にレッスンをして
家に帰ってからは宅トレをしている私は、他人の目にはそう見えていてもおかしくありません。
実際の私は、
運動が苦手で、完全にインドアな人生を送ってきました。
体育の成績は、1か2。
走らせれば遅いし転ぶので、リレーでは周りの人に迷惑かけます。
ボールは1メートルくらいしか投げられず、ドッジボールでは一番にあてられました。
鉄棒も逆上がりはできないし、
泳げないし、
跳び箱も飛べません。
そんな経験は、コンプレックスとなり、
中学、高校は体調不良を理由に体育の授業を見学するようになりました。
実際に運動不足の私の身体は、貧血で虚弱体質で、食欲もないから学生時代はガリガリで、おっぱいもお尻もペタンコでした。
そんな私がなぜ
インストラクターというお仕事をしているのか。
それは
“こんな私でも出来たから！”
です。
コンプレックスだった運動。
大人になって出会ったヨガや筋トレで、
身体を通して得るマインドの変化や、身体が変わる効果を初めて知ったのです。
すぐに夢中になりました。
身体と心は本当につながっていて
身体を動かすと精神も安定し、
頑張った分だけ
身体は美しく変わってくれました。
ここで、一番お伝えしたいことは
ボディメイクやダイエットは
頑張ってやるものではないということです。
運動が嫌いだった学生時代は
それは苦痛でしかなく、
無理矢理やらされている。という思いしかありませんでした。
そんなマインドでは
当然、上達するわけもありません。
食べ過ぎたから、動かなきゃいけない。
甘いものを我慢しなきゃいけない。
そうじゃないのです。
食べ過ぎたから、太ってしまったから
やらなきゃいけないわけではありません。
美しくなるため。
自分が心地よく過ごすため。
そのために、トレーニングするのです。
そこにはマイナスの思いなんてないはずです。
自分の身体と向きあった時間は
得るものしかありません。
好きな洋服を着こなせたり
自信を持って恋愛を楽しめたり
身体も軽く、お出かけが楽しくなる
育児疲れもありません
朝もすっきり起きれるようになったり
毎日がイキイキと輝き出します
誰のためでもなく
自分のために
強制でなく
自ら選ぶ
だから、私は今でもトレーニングを続けられているし
その魅力を沢山の方に伝えたい思いで
インストラクターをしています。
